新型コロナウィルス感染拡大に深刻な影響を受けている皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

 日々刻々と状況が変化していますが、今日はこれまでのキッズドアの取り組みについてご報告したいと思います。

 3月12日、厚生労働省記者クラブにて、認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子さん、日本大学文理学部教授の末冨芳さんとともに、休校に苦しむ子育て家庭に給付金支給を求める記者会見を行いました。記者会見には、テレビ局、新聞社、通信社の方々に非常にたくさんお集まりいただき、新型コロナウィルスによる影響が子育て家庭に与える影響への関心の強さを非常に感じました。

【休校に苦しむ子育て家庭に給付金支給を求めるプロジェクト】

 その後、短期間での署名活動であったにもかかわらず、本当にたくさんのご署名をいただき、3月30日、新型コロナウィルス対応にあたっている西村康稔経済再生担当大臣に提出してまいりました。

 新型コロナウィルスの影響による一斉休校などを受け、託児等のために急な出費が増えたり、予定していた仕事ができなくなったりした子育て世帯に対し、中学生までの子ども一人あたり3万円の臨時児童手当の支給を求め、現時点で1万円の児童手当の増額を実現していただきました。

https://peraichi.com/landing_pages/view/kyuko-kyufukin

【高校生とその保護者の方向け「新型コロナウィルスによる影響」アンケ―ト】

 新型コロナウィルスによる影響に伴う一斉休校や様々な自粛で、高校生やその保護者の方々がどんな影響を受けているかを知るためにアンケート調査を実施しました。
その結果、新型コロナウィルスに感染してしまうのではないかという不安や、勉強が遅れてしまうのではないかという不安などを抱えていることがわかりました。 また、アルバイトをしている高校生は、アルバイト収入が無くなったり、減ったりしていること、そして、保護者の方も収入が減っていることなどがわかりました。

<アンケート調査結果:高校生>

https://kidsdoor.net/pdf/corona_questionnaire_A.pdf

<アンケート調査結果:高校生の保護者の方>

https://kidsdoor.net/pdf/corona_questionnaire_B.pdf

【 認定NPO法人キッズドア基金「2020コロナウィルスに負けるな!」助成事業スタート】

 新型コロナウィルスの影響による一斉休校に伴い、子どもたちの学力の遅れや心理的ストレスの心配、給食がなくなることでの栄養面での不安、子どもの面倒を見るために保護者の方が仕事を休んだり就業時間を減らしたりすることによる収入減少など、子どもたちを取り巻く環境は様々な面で大きな影響を受けています。
そんな中、日本各地で子どもの支援に取り組む市民活動団体、また、新型コロナウィルスの影響をきっかけに子どもの支援を開始する団体に対し、認定NPO法人キッズドア基金にて活動資金を助成する事業を開始しました。

認定NPO法人キッズドア基金ホームページ:https://kidsdoorfund.com/

【東北での学習支援事業】

 宮城県(仙台市)では、 2月28日(金)付けで「3月2日~24日」までの一斉休校が決定しました。キッズドア東北では3月8日に修了式を予定していましたが、急遽2月29日(土)を2019年度末最後の学習会とし、併せて簡易的な修了式も行いました。→ 前回のブログをお読みください。

 その後、進路未決定の生徒や個別対応が必要な生徒には個別に来所してもらい職員が見守りながら、各家庭へ電話相談やアンケート調査などを行って来ました。電話相談を受け、困窮度の高いと思われるご家庭にはお米をお渡ししたり、家庭でできる対応策についてアドバイスしたりもしました。

 ご家庭の聞き取り調査をしていく中で、学習面での不安が多いことが分かりました。そこで、できるだけ早く学習会を再開したいと考え、3月23日(月)からは、少人数・短時間・ボランティア無しの小規模学習会をスタートすることにしました。

 入室前の手洗い・うがい、入室時の検温・マスク着用を徹底し、1つの机に1名着席とする条件を設けました。基本は自習となりますが、質問があれば職員が個別に対応しました。利用人数が増えすぎないよう、学年で時間帯を分けたり事前に予約をしてもらったりして、4月1日(水)までの期間、ほぼ毎日開催しました。

 4月4日(土)、5日(日)には、新年度ボランティア登録説明会を実施する予定でしたが、4月1日に仙台市がクラスター発生を発表したことから、開催は延期に。その後の新年度学習会も全て延期となってしまいました。

 現在は、しばらく休校が長引くことを想定し、オンラインでの学習会を検討しており、各ご家庭にオンライン学習に必要な環境が整っているか調査中です。「家に閉じこもってばかりでイライラする」「親や兄弟とケンカが多くなった」「何もやる気が出ない」などの声を受け、一日も早くオンラインで繋がることで元気を取り戻してほしい!と、急いで準備を進めているところです。

【寄付・支援】

・FCBC(仙台フェイス コミュニティ・バプテスト教会)様より、マスク300枚
・宮城明泉学園様より、お菓子&ジュース 10箱

をご寄付いただきました。

 皆様、本当にありがとうございました。いただいた品は、お困りの子育て世帯へ随時お渡しして行きます。

【最後に】

 皆様、不安な日々をお過ごしのことと思います。

 お困りのことがございましたらご相談ください。一緒に乗り越えて行きましょう!!