2日目の午前中は、今井久子さんにお越しいただき、
困難を抱える子どもたちとどう向き合うか」についてお話いただきました。

今井さんは、これまで行政の立場として児童虐待や生活相談に取り組まれてきましたが、現在はキッズドアが運営する足立区居場所の責任者として、活動に参加されています。

『困難を抱える子ども』とは?
「いじめ」「不登校」の他、「集団からの逸脱行動」など、さまざまな問題行動として現れる場合が多く、『問題児』と思われがちです。

実は、そういった子どもたちの多くは、本来であれば皆と一緒に頑張りたくても、学校の授業は我慢の時間・忍耐の時間であり、自己主張できる場所がない「困っている子ども」なのだということを理解しました。

キッズドアの学習会は、できない子どもが集められた補習授業ではありません。
みんなが同じ時間、空間で、ひとり一人が大切にされるべきです。

にもかかわらず、逸脱行動を示す子どもがいる場合は、自分たちの学習支援方法を見直す必要があります。
果たして私たちは、子どもから見て「自分のことを本当に心配してくれている大人」として映っているのでしょうか?

こういった子どもたちは、愛着関係や生活習慣が未形成のため、集団生活が上手く行かずストレスを感じたり問題行動に繋がったりします。
「見捨てない!切り捨てない!裏切られても寄り添う!」気持ちを忘れずに行動していきたいと思います。

<参加者感想>
「子どもとの関わり方について多様な具体例を交えて教えていただいたので、とてもためになりました」

「見た目が普通の子でも困難を抱えていることがあるというのは、意識して見ないと気づけないことだと思います。心の支援を忘れてはいけない」

「具体的に子どもたちにどんな声がけや心がけをしたら良いのかとても参考になりました!さっそく今日の学習会から実践してみようと思います」

「学習会に直結する内容だったので、大変勉強になりました。“否定をしない” “相手目線” “バックグララウンドを考える”これを常に意識して、生徒に接しようと思います」

 

午後は、「せんだい3.11メモリアル交流館」を見学しました。

東日本大震災を知り学ぶための場であるとともに、津波により大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域への玄関口でもあります。
交流スペースや展示室、スタジオといった機能を通じて、みんなで、震災や地域の記憶を語り継いでいくための場所です。

1日目に、東日本大震災の影響と支援について学んだ後だったので、みんな真剣に見学していました。

今回、研修に参加した大学生は、18才~23才まで。
震災当時、10才~15才だった方々です。

<参加者感想>
「震災について知っているつもりでいましたが、全然理解していなかったことに気づきました」

「震災を経験していない自分にとって、知らないことが多く、風化させてはいけないと思いました」

「東京に住んでいると忘れがちですが、今もまだ復興の中にあるのだということを思い知らされました」

知っているつもりのことも、改めてじっくり考える時間を持つことで、思考や行動は変わっていきます。
ぜひ、今回の2日間の学びを、日々の生活や活動に生かしてもらえたら嬉しいです。

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