生活していく上でお金は必要不可欠です。
適切なお金の使い方や知識は、将来のトラブルを防ぐことにもつながります。
早いうちから「お金の教養」を身につけてほしいと、東京スター銀行の牛堂さんと黒澤さんのお二人が東京からはるばる仙台まで来てくださり、“お金のセミナー”を開催してくださいました。

第一部は、ガチゼミの高校生を対象にした「お金のスタートレーニング」、略して「金トレ」です。みんなで楽しくお金について学んでいきます。

「お金持ちになりたいひと~?」「お金が好きなひと~?」
この質問には、みんな元気よく手をあげて「は~い!」

みんなが好きなお金、でも使い方を間違えると大変です。
まずは、お金のトラブルにつながる危険を知ることからはじめます。

若者に多いお金のトラブルは、携帯ゲームの課金やネットショッピングで使うクレジットカードなど“見えないお金”。未成年の高校生は、今はまだ自分のクレジットカードを持つことはできませんが、将来きっと持つことがあるでしょう。お財布からお金を出さなくても欲しい物が買えるのでどんどん使ってしまいそうですが、クレジットカードは後払い…つまり借金!なのです。
CMなどでよく勧められている「リボ払い」、どのくらいの利息を払わなければいけないのかを教えてもらい、「そんなに高いの!?」とみんな驚いていました。

事前のアンケートで生徒さんからあがった質問
〇「車をもつにはいくらかかりますか?」…免許合宿代で約30万円。維持費として、ガソリン代に保険代、自動車税に駐車場代など様々な経費がかかることを教わりました。
〇「大学進学にかかる費用は?」…公立・私立に進学した場合、奨学金の給付型と貸与型(利子・無利子)、実家暮らしと一人暮らしの場合など、具体的な金額を提示してくださいました。

自分での予算の立て方や“先取り貯金”の仕方、職業を選ぶ視点など、大袈裟かもしれませんが、知っているか知らないかで大きく人生が変わるかもしれないと思いました。

参加した生徒さんからは、
「とてもわかりやすくて、楽しく勉強できました」
「将来のことを考えて行動しようと思いました」
「将来に向けて少しずつでも貯金をして、卒業して独立しても困らないようにしたいです」
「今日の“金トレ”のおかげでお金の使い方を見直してみようと思いました」
など、たくさんの感想がたくさん寄せられました。

 

続いて実施したのは、スタッフ・ボランティアを対象とした「希望進路をあきらめないファイナンシャル・プラン」のセミナー。
今回スタッフやボランティアの皆さんにも研修を受けていただいた理由は、経済的に困難な状況にある家庭の子どもたちが夢を諦めず希望の進路をかなえることができるように、身近に関わる大人もお金についての基本的な考え方や情報収集の方法について知る必要があると考えたからです。

・子どもたちは、大学などに進学するにあたって、お金について何に困っているのか
・進学と卒業までに必要なお金はどれくらいかかるのか
・子どもたちが困っていることに、どんなアドバイスをすればいいのか

生徒さんを支える上で大切な視点を学んだあとは、実際に生徒さんに相談を受けた場合を想定したロールプレイングを行いました。

この日の体験や学んだ知識を活かして、生徒さんが進学や将来について悩んでいたら、一緒に解決の方法を探し、親身になってサポートをできればと思います。

今回、高校生向け、ボランティア講師やスタッフ向けと、2回に分けてセミナーを行い、たくさんの気づきや学びを得る機会をおつくりいただきました東京スター銀行様、誠にありがとうございました!