タダゼミ.Jr(中学1年生・2年生)の夏期講習。
2日目のこの日は、宮城学院女子大学・食品栄養学科の大学生講師の先生方が特別授業をしてくれました。

暑いな~だるいな~勉強やる気がしないなぁ~
それはもしかしたら夏バテかもしれません。

夏の暑い時期にも、生徒の皆さんが、宿題や部活、勉強も頑張れるようにと、普段大学で栄養学を学ぶ3人の講師の先生方が、“三大栄養素と夏バテ” というテーマでの授業を提案してくれたのです。

さて、皆さん三大栄養素と聞いて、すぐに答えられますか?

三大栄養素とは・・・

・ 炭水化物(体や脳のエネルギーになる)
・ タンパク質(体(筋肉、血、肌、髪の毛、爪など)をつくる)
・ 脂質(エネルギーを蓄える)

中学2年生の生徒さんが見事に答えてくれました!

食事を抜いたり、偏った食事になったりすると、脳の働きが悪くなり、いくら勉強しても身につかないそうです。

それを意識して、皆さん3食しっかり食べましょうね!

豆知識も少し。

夏によく食べる素麺は、体や脳のエネルギーとなる“炭水化物”。炭水化物をエネルギーに変えるのを助けてくれるのがビタミンだそうです。

ただ素麺だけを食べるよりも、ビタミンB1、B2を多く含む豚肉や玄米、豆類などを一緒に食べるといいというお話には、大人たちも「なるほどね~」と感心しきりでした。

生徒さんからの質問に答えるという形で授業は進みます。

Q1 「ごはんとパンどちらがいいの?」

皆でごはんとパン、それぞれの特徴を思いつくままに答えていきます。
<ごはん>
・デンプンが多い
・血糖値の上り方がゆるやか
・おにぎりにしてそのまま食べれば添加物が少なくて済む
<パン>
・安い
・惣菜パンなどいろんな味が楽しめる  
・すぐエネルギーになる

先生からは「好みや気分、状況によって選んでOK!毎日欠かさず食べることが一番大切です」というアドバイスをいただきました。

Q2 「乳製品は一日どれくらいとればいいですか?」

給食で出る牛乳は200ml。そのうちカルシウムは220mg入っているそうです。

これでは、成長期の生徒さんには全然足りない!

男の子は1日約1000mg、女の子は約800mgが必要なのです。

カルシウムは骨を丈夫にするために欠かせませんが、牛乳だけで摂取しようとすると脂質が多くなり太りやすくなってしまいます。
牛乳だけでなく、ヨーグルト(100gあたりのカルシウム120mg)、チーズ(100gあたりのカルシウム460mg)、小魚(100gあたりのカルシウム2200mg)などバランス良くとって、一日に必要なカルシウムを摂るように心掛けましょう。

Q3 「良質な油は何でとれますか?」
良質な油は、青魚(アジ、サバ、カツオ、サケなど)に多く含まれているそうです。良く耳にするEPAやDHAのことですね。
(ちなみに、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は体に良くないので、摂りすぎには注意しましょうとのこと)
適度な量をとって、お腹の調子を整えましょう。

最後に、この授業のメインイベント!みんなが楽しみにしていた実験「ジュースに含まれる砂糖の量を知ろう」です。

用意された4本のジュース(アイスティー、CCレモン、レモンの雫、三ツ矢サイダー)の中で、一番砂糖の量が多いのはどのジュースでしょう?

ラベルにある「栄養成分表示」の「炭水化物」の量が、砂糖の量にあたります。

それをみんなで見比べてみると…

一番砂糖の量が多かったのは、三ツ矢サイダーでした!

それに含まれる同じ量の砂糖を水に溶かして、飲んでみます。

さぁみんなの反応は…?

「あま~い!!!!!」

この実験でわかったように、清涼飲料水には美味しく飲めるようにと大量の砂糖が使われています。
飲みすぎると、倦怠感、イライラ、のどの渇き、多尿、吐き気などの症状が出る“ペットボトル症候群”になってしまうそうです。

学習会や自習の休憩時間、お腹が空いて近くのコンビニに行くという生徒さんはたくさんいます。
そんな時は、お菓子とジュースばかりを買うのではなく、脳の働きをよくする炭水化物(ごはんやパン)や糖分の少ない飲み物(お茶やお水など)を選ぶように心がけるといいかもしれませんね。

今回の授業を通して学んだことを活かして、体調管理をしっかり行い、この夏を、受験勉強を、万全の態勢で乗り切りましょう!