キッズドアでは震災直後から南三陸町への学習支援を行っています。

主に、志津川中学校の放課後学習会、戸倉小学校の放課後子ども教室の2つですが、
今日は戸倉小学校の活動について報告します。

全校児童71人のうち、低学年の生徒向けに放課後の見守り活動を行っていますが、
低学年を対象としている理由は、下校のバスの時間にあります。
高学年と低学年では授業の時間割が異なり、高学年の授業が終わる時間に合わせて送迎バスが1便しかないためです。
低学年の生徒はバスの時刻まで校庭で遊んだり、本を読んだり宿題をしたりして過ごしています。

東日本大震災では、戸倉小学校の4階屋上まで津波を被り使用できない状況になりました。
その後、他の小学校に間借りする形で学校生活を送ってきましたが、昨年の10月にようやく新校舎が完成しました。
肩身の狭い思いをしていた生徒たちですが、ようやく自分達だけの学校ができ、今は広い校庭で遊びたい気持ちでいっぱいでしょう。

  

今回の活動では、遊ぶ前に「ちょっとだけ勉強する」と言い1年生の3人が教室に残りました。
算数のプリントを解いている様子を見て、教頭先生がとても喜んでいらっしゃいました。

  

丸付けが終わった後は、本心はすぐに外に遊びに行きたいのだと思いますが、
友達を応援するため一緒に待っている児童もいて、友達思いだなあと感じました。
今年の1年生は5人しかおらず、これから6年間クラス替えもないでしょう。
学校生活を共に過ごすクラスメイトはとても大事な存在なのだと思います。

戸倉小学校の教育目標の中に「めざす児童像」として次の3つが掲げられています。
「たくましく生きる子ども」
「思いやりのある子ども」
「よく考える子ども」

これからも、めざす児童像に沿った活動をし、子どもたちを見守って行きたいと思います。